印刷情報

オンデマンド印刷とは

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印刷としてのオンデマンドの役割

デジタル・オンデマンドは本来、「要求に応じて」という意味です。オフセット印刷のように版を焼かず、データをそのまま印刷機に送信するのでレザープリンタやインクジェットなどはオンデマンドに含まれます。

最近はトナー式をオンデマンド印刷と呼称し、インクジェットとは区別することが多いため、当社でもそれに準じています。

オフセットと違って版がないため、印刷に突入するまでの時間を大幅に短縮することができます。従来苦手だった「少部数・低価格」を実現し、1~数百ロットを得意としています。

得意分野

当社では可変印刷(バリアブル印刷)に対応しているので、ハガキや案内状の宛名、チケットの座席指定、ナンバリング、賞状の他、画像の差し替えも可能なのでDMや顔写真入り認定証などの受注実績があります。

品質について

品質は、トナーなのでベタ面が均一ではっきりしており、網点による再現を可能にしたことでオフセット印刷に迫る品質を実現しました。写真や文字はオフセットと判別がつき難いレベルにあります。

欠点は、大量印刷に向かない、平網はいまいちオフセットに及ばない、などがあります。

今後のオンデマンド印刷は不透明

この15年くらいで大きく進化し、品質は限界まで到達したといわれています。オフセット品質に若干及ばないのはトナー粒子をこれ以上小さくできないからですが、そこで登場したのが液体トナーを使用してオフセットの構造で印刷する「デジタル・オフセット」印刷機です。各メーカーが開発に着手していて、販売しているメーカーもあります。B2サイズの印刷機で数億円と高価なため、導入した会社はほぼありません。

 

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