校正と本印刷の色差について

モニターで閲覧している色の通りに印刷色が仕上がることはほぼありません。色域が全く違うためです。モニターは光(RGB)なので、印刷(CMYK)とは大きく異なるものです。また、モニターによって色は違って見えます。
日本では、オフセット印刷における印刷色の標準的な基準として「ジャパンカラー」が策定されています。ジャパンカラーでは「色差許容範囲」が設定されており、当社ではこの範囲内を合格基準としています。同じデータでも、ご注文の都度「色差許容範囲」内において色が変動します。
通常、校正で色も含めた確認を行うためには校正専用の印刷機(簡易校正)で印刷を行います。この印刷機はオフセット印刷の仕上がりに近づき、また、ジャパンカラーに準じた色再現ができるよう設計されています。ただし、本印刷であるオフセット印刷機とは印刷方式が異なるため、まったく同じ色再現は難しいです。オフセット印刷は高コストのため、校正で利用することは比較的少ないですが、より精度の高さを求める場合はオフセット印刷で校正を提出(本紙校正)することになります。本紙校正であっても記述のとおり色差が発生します。別途料金となります。